“英語らしい音で”単語を読む

英単語
2020年5月20日発行 第96号(2020年6月号)

英語の語彙力を上げたい!

2020年5月20日発行 第96号(2020年6月号)

外出自粛生活も二ヶ月目が終わろうとしています。

外出自粛生活の中、ゆっくりと流れる時間の中で読書する時間が増えた方はいらっしゃいますか?積読を解消する良い機会ですね。

仕事柄、英語に関する本ばかりを読んで(いや、買って)しまうのですが、棚の中で眠る『英単語速習術 この1000単語で英文が読める/晴山陽一』に目が留まり読み始めました。

読み進めてみると、「そういうアプローチで単語を覚える方法もあるのか!」と興味津々、最後まで一気に読み終えました。(注、この本は大部分が実践的な英単語覚え集となっているため、読み物の部分は少ししかない。なので、すぐに読める汗。)

こんなに簡単に読めるのに、購入時には、なぜ最後まで読めなかったのだろうかとその違いを考えたとき、英単語を”英語らしい音で”読めるか否かの差であることに気がつきました。

この本を購入したころの私には英単語の力があまりなく、読み始めてすぐに現れた英単語の山は、読めないものばかり。著者が提案する方法を確認しようにも一向に進まず、「や~めた」となっていたのです。

英語学習において語彙力アップは必須ですが、その入り口には音声(英単語を読める)という大きな壁があるのです。

ここをクリアしなければ、読書をあきらめた過去の私と同じような状態になってしまい、

英語、や~めた!

なんてことになりかねません。

”単語を英語らしい音で読める”ようになるには、相当の努力、時間が掛かります。けれど、最初に、この部分に真摯に取り組むことで後々の英語学習は格段に楽に、楽しくなり、そして加速します。

さて、あらためて、単語が読めること、その先の語彙力とはどんな力でしょうか。

その人が持っている単語の知識とそれを使いこなす能力

goo辞書

知識の詰め込みに終わらず、使いこなせる英語力を目指して、日々の学習に取り組んでいきましょう。