英語のインプット

「英語をインプットする」ことは大切です

昨日読んだ英語の発音に関する本の中に、「発音は、口やそのまわりの筋肉、舌を、直接動かして作られるので、その分析を抜きにして、外人の発音テープを何万回繰り返し聞いても、それだけでは正しく発音することはできない。」と書いてあったので、アーロン先生はどう思うかと聞いてみた。

確かにそうかもしれないけれど、”英語”とひとくちに言っても、ロンドンの下町英語もあれば、アメリカ国内であっても地域などによっては随分と発音が違うなどある。発音の仕方よりも、たくさん英語をインプットすることに力を入れたほうがいい。ネイティブとノンネイティブのもっとも大きな違いはその言語のインプットの量にある。

中学校の週2,3時間の授業だけでは到底インプットの量は足りない。赤ちゃんは2年間はほとんど(片言くらいはあるが)しゃべらないでずっとひたすらインプットに徹している。眠っている時以外はずっと、英語を聞いている。そうすることで、4歳くらいになってネイティブイングリッシュをしゃべれるようになる。

ヨーロッパの人が英語がじょうずなのは、文法がよく似ているからだといわれるが、実は大きな原因は英語のインプット量にある。フィンランドではイギリスの放送を普通に聞くことができるし、フランスでも毎日なんらかの英語に触れる機会がある(観光スポットなど)。

ちなみに、アーロン先生は日本語はペラペラなのですが、「インプットはどこで?」と聞くと、「日本に来てからです。日本にいれば耳に入ってくるのは全部日本語ですから。」とのことでした。

聞き流すだけではだめだけれど、やはり、英語の音をたくさん聞くということは最重要事項なのである。

アーロン先生の寸評(英語)