英語は聞こえているけれど

「ヤマダ クニコ」です

生徒さんがお休み連絡の電話を入れてくださいました。「ヤマダ クニコです、いつもお世話になります。…」

私の頭は、一瞬、フリーズ。(え?ヤマダクニコ?!あのヤマダクニコ?いつもお世話になります?なんで?)

電話をしてくださったのは、コアの音読クラスの”ヤマダクニコ”さん。 私の頭の中で瞬時にイメージしたのは、タレントの”ヤマダ クニコ”さん。

授業ではいつも、「はい、次、ヤマダさん読んでみましょう。」と苗字の”ヤマダ”さんで呼ばせていただいているので、生徒さんのフルネームをいつもの”ヤマダさんと一致させることができませんでした。

頭が勝手に、聞こえた音から、その音の持つ一番印象に残っているものを、引き出しの中から探し当てとりだしてきたのですね。情報の出し入れを自由にできているはずの日本語でさえこのような現象に出くわします。

なじみの薄い英語の音を引き出しからひっぱりだそうと思えば、なお困難。 そもそも、英語の音はほとんど引き出しに入っていませんし。

どんどん、じゃんじゃん、英語の音を聞き、声に出して、しっかりマネをしましょう。

英語の”正しい”音でいっぱいの引き出しを増やせば増やすほど、リスニング力はアップします。

注)”ヤマダ クニコさん”は、例をわかりやすくするために使いました。このお名前の生徒さんはいらっしゃいません。