英検…20年後のリベンジ

英文科に通う短大生の頃、英検2級を受験。1次試験は通ったものの、2次試験に受からず、資格を取れずじまい。

それほど一所懸命勉強した記憶もないけれど、「英文科に通っているのに、2級すらとれていない」という事実はずっと私の中で、もやもやしたものとして残っていました。

なんとかしたい英語

なんとかしようとあっちへふらふら、こっちへふらふら、流行りの教材などにも手をだしてきましたが、なにひとつ続いたものはありませんでした

縁あって、コアライブラリー協会に入社し、「語順訳」や「スラッシュリピート」に出会い、がむしゃらに…ではなく、「隙間時間は英語をやろう」と決め、少しずつ英語にふれてきました。

コアの物語テキストを何度も聞き、音読し、これとは別に語彙も少しずつ増やしていきました。(まだまだですけれど…(^_^;))

そうするうちに、気持ちがかわってきました。 英語がどんどん楽しくなるのです。

「やらなければ!」ではなく、「今日もやっておくか」と、英語に触れたがる自分が現れたのです。この気持ちには自分でもびっくり。

たぶん、ですが、”音読がある程度スムーズにできるようになってきた”…そこから気持ちがかわり始めたように思います。

天満の大人の初級学びなおしクラスに通う生徒さんも、今回、準2級に合格されました。前回の試験で3級、そして今回ひとつ上の級に挑戦されたのです。

天満のクラスへ通うだけでなく、ラジオ講座などもよく聞いておられる、とても、勉強熱心な方です。

「なかなか英語力が伸びない」と言って天満の大人クラスに2012年の春から通いはじめられました。クラスで音読や語順訳をするうちに、英語がどんどん好きになり、学習意欲が加速していったのだと思います。

英語のやりなおしの第一歩は「英語が読める」だな、とつくづく思います。

ちなみに、リベンジの英語本来の意味は「復讐」「仕返し」といったように、恨みや復讐心を連想させる語なのですが、日本語の「リベンジ」では、そうした意味合よりも、一度敗れた相手や
敗れた事による屈辱に対して勝利する事で「借りを返す」という意味合いで使用されているようです。