「音読」で英語と向き合う

成人の音読クラスが始まってから1年が経過しました。長い方では1年、一番短い(最近入られた)方で2か月、継続して勉強を続けられています。

音読クラスで学ばれる方を見てると、英語学習において「音が本当に大事」なのだと、つくづく思います。

「はい、CDの後について読みましょう!」

入りたての生徒さん、言われるままに読んでくださいます。スタートしたばかりで、あまり上手に読めないので、最初のうちは、

  • 「これでいいのかな?」と遠慮気味
  • 「こんなんで英語できるようになるんか?」と不安と疑い

遠慮・不安・疑い

最初は仕方ないとして、しばらくたってもこの状態を突破できない方は早々と辞めていかれます。 これらの迷いが消えるのが約3~4か月…でしょうか。

ここを突破した方は、だんだんと学習が楽しく、プラスのループに入っていきます。

  • クラスでの音読の声が大きくなったり、
  • ラジオ講座を聞き始めたり、
  • 英検に挑戦したり、
  • 電子辞書を買って単語を調べたり
  • 電車で隣り合わせた外国人の会話に耳を傾けたり

こうして、「英語を読める」喜びが、学ぶ楽しみをどんどん膨らませ、勉強は続きます。

続けることは、語学に限らず、何かを達成しようとするときに一番大事なことですよね。

英会話スクール、聞くだけの教材、そして、中学からの学びなおし問題集…続かなかった今までの英語学習

声にだして英語を読むことで、英語との距離が少しずつ縮まり、縮まり、縮まり…かつて投げ出してしまった学習へもどるきっかけをつくってくれるでしょう。本当の英語学習の楽しさを知るのはこれからです。